高所恐怖症
一言で言って「高い所は怖い」のだ。
なぜ?って言われても理由はない、ただ気が付けば高い所には行く気にもならないし、行きたくも無い。
物心付いて最初に連れて行かれたのは 小学校の社会見学で地元のお城に連れて行かれた。
そこは天守閣が4Fとなるのだが 実のところ当時小学3年生の俺は あろうことか2Fから3Fへ上がろうかという階段であまりの怖さに号泣してしまった。
当時の俺の担任の先生は当初俺を無理やりにでも上に連れて行こうとした。
今にして思えば、団体行動の理念の現われで個人にいかなる理由があろうとも大多数の人間と同じ行動をさせねば、
と言う先生の行動だったのだろう。
結局その場で号泣した俺に分があり、その日は俺だけが2Fでみんなが降りてくるのを待っているという情け無い1日を送ったのである。
そして今でも高所恐怖症は治らない、以前今は亡き某所のオフ会で大阪城に登ったことがある。
さすがに20も回った年頃の成人男子が泣きを入れるわけにもいかないので おそるおそる登った。
当然 トーク全開で今高いところにいるという事を忘れさせる工夫も忘れていない。
そして天守閣へたどり着き俺は外には出ずに中で平静を装いながら刻が過ぎるのを待つつもりだったのだが、
少し周りの景色に慣れたように感じた俺は友人達がいる天守閣の外回りへ出てみることにした。
へっぴり腰でちょっと手すりに手をかけてみる俺・・・
だが後ろに他人の気配が・・・『今こいつに突き落とされたら俺は死ぬ・・・』
そう思うと他人に背中を取られるのが我慢ならなかった・・・
今になって考えるとまさに デューク東郷の心境である。
後ろを取ったものは俺に殺されても文句は言えぬっ!
そうも言えないが 追い詰められた俺は「俺の後ろを取るんじゃねぇ」と言ってみたが 完全にジョークと受け取られ
「ゴルゴ気取ってるんか?」等と こちらの気も知らない 心ない答えが返ってくるだけであった。
また観覧車に乗るのも決死の思いだ。
できることなら 観覧車に乗る前のモギリの所に遺言状でも書くスペースと
お守り販売でもしていただきたい。
冗談で言うのではないが、ゴンドラの中でわざと揺らすヤツがいるが本当に迷惑な話である。
その行為の為にワイヤーが切れてゴンドラが落ちていってしまう可能性を考えたことが無いのか?
地上に着いた時には形勢逆転
降りた途端にソヤツをボッコボコにしてやったのは 何も悪意があるからではない。
危険行為に対する代償がソレだということだ。
しかし、こういうヤツに問いたい、
「アナタは駅のホームで電車が来るときに冗談で背中を押されても笑って許せマスカ? ボクは許せません」
いつも観覧車から出る俺の手には汗がビッショリな状態になっている。
精神的に苦手なものには例え冗談でも追い込まないようにしてやってください。