まずは1つ説明しておきたい。
和歌山県には残念ながら「新幹線」は開通していない、まぁ和歌山県だけではなくその他の県も新幹線が開通していない所は多いであろう。
一番の近場で新幹線に乗りたければ隣都市の大阪府まで乗り込み「新大阪」という駅まで行かねばならぬ。
和歌山一番の巨大駅「JR和歌山駅」から快速でざっと1時間半はかかる。
新大阪から東京駅まで 「のぞみ」で約2時間程かかるのだが、実に大都市間の移動時のほとんどの時間と 和歌山からお隣の大阪までとさほど変わらぬのである。
不便としか言いようないのは誰の目にも明らかで、いくら和歌山は田舎で『田舎の人はのんびりやさんだ』といっても
それ以前に『関西人』であり、必要以上にのんびりしている性分でもないので 打開策として「特急 くろしお」が導入され それでも満足できなかったのか「スーパーくろしお」が導入されている。
だが、これでも不満が充満してきたのかJR西日本は切り札として和歌山県最速を誇る『オーシャンアロー』という特急を出してきたのだ。
こいつのすごいところは 今まで和歌山〜新大阪がなんと1時間で突っ切ってしまうところである。
特急界の「のどみ700系」だといっても過言ではない。
しかし・・・だ
まだこれでもまだ納得いかないのか 前回も「田舎暮らし誘致看板」で登場した『パンダの町 白浜』でまたもやこんなワガママ勝手な看板を発見したのである。

ミニ新幹線??
またこの地域は何を言っているのか?
新幹線の導入を呼びかけるのではなく、「ミニ新幹線」であるのだが、そんなものは先の「オーシャンアロー」で十分間に合っている。
まず「ミニ新幹線」のネームもおかしい・・・
たかが在来線使用しているだけなのに・・・
それとも新たに路線を引いて車両数が通常の新幹線の半分で「ミニ新幹線」か?
これをエライお役人や政治家センセイが見て『うむっ、和歌山県の人達はミニ新幹線を希望しているのか。普通の新幹線を要求せぬ その謙虚さにワシは心打たれたっ。 あぁ、これ君 さっそくJRの頭取に連絡を入れたまえ』
という夢物語を見ているのであろうか?
その前に 今から「ミニ新幹線」を作るほうが時間も費用もかかる気がする。
しかも 大阪〜和歌山に仮にミニ新幹線ができたとして ここの往復だけにするつもりなのか、はたまた 三重か奈良まで開通させるつもりなのか?
しかし 後者となると「ミニ」でなく通常の新幹線なので住民のご希望に沿わないものができあがってしまう。
それにこの左のウサギにVマークは何なのか?
もしや もうミニ新幹線は決定したも同然!と思い込んで早々と勝利の「V」サインなのか?
でわ、うさぎは、イメージキャラクターなのか?
だいたい、できたとしても和歌山から他府県に行くばかりで 他府県から和歌山へ来県してくれるとは到底思えない。
結局自分達が楽したいが為だけの希望ではないかっ?
しかし決定すれば当然利益を得るために顧客収集のCMも必要だまずネーミングは「東海道新幹線」みたいに
「紀州ミニ新幹線」と命名し
CMはご当地「和歌山」を前面に押し出す。
和歌山特産の「温州蜜柑」「梅」をアッピールしよう・・・いや、それしかない・・・
まずは じぃさま、ばぁさまが蜜柑の収穫に勤しむ姿の横で「長谷川京子」あたりにミカンを食してもらう。
当然ながら曹操が食べたような皮だけのミカンでなく中身もしっかり入っているやつだ。
次にはハセキョーに梅干を笑顔を絶やさず『やっぱ梅は和歌山だよねっ! 和歌山だぁぁいスキ♪』と言って3つほど食していただく。
そして『ミニに乗って できたてを食そう』というキャッチフレーズで 最後は3車両ぐらいの新幹線が梅林の中を駆け抜け エコーのかかった「JR西日本」で決まりだ。
でも・・・ほんとに そんなの必要なのか?